シンケンレッド☆志葉 丈瑠
シンケンレッド☆志葉 丈瑠
演:松坂桃李。「火」のモヂカラを操る侍で、シンケンジャーのリーダー。一人称は「俺」(「僕」を使うこともあります)。さすがレッド!な男前っぷりです♪
人物像(1)
志葉家十八代目当主として侍たちを率いりますが、現代において「殿様」「家臣」などが時代錯誤な存在だということは認識していて、赤の他人を戦いに巻き込むことを嫌って彦馬が仲間を集めることに反対していました。その為、流ノ介たちが集結した際に「戦いは家臣とか忠義で決めず覚悟で決めろ」と言い渡しています。カッコ良すぎですね♪また、あまりにも「殿様」の意向を意識しすぎることはを気にかけ、諭したこともあります。当初は家臣たちに自分の弱みを見せることを嫌い、また侍たちの命を預かることへの強い責任感などから、時として厳しい言葉を吐いて家臣たちの反感を買うこともありましたが、中盤以降は他のメンバーとは幾分打ち解けている様子に人間味を感じでまた良い味が出ています♪
人物像(2)
戦いに巻き込まないようにあまり他人と関わらずに生きてきたためか、戦いが終わって去っていく際にまで茉子から指摘される程の「人見知り」でした。話をする時には常に胡坐で座っていたために、他のメンバーからは「丈瑠のイメージ=胡坐」という風に認識されているらしく『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー』の皆の夢の中の丈瑠はどんな状況でも胡坐座りばかりで、本人は自分のイメージに納得がいかないようです(笑)。『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』ではアラタに共闘を申し出られた時も素直に受け入れていて、『銀幕BANG!!』時点よりも人格的に丸くなり人見知りも少々改善されたようで可愛らしく思えます♪
実力
戦士としての実力は一線を画していて、とっても強いです。これは他の侍たちを呼び集められるまで独りで外道衆と戦ってきたからですね。その剣技は大胆かつ流麗。女性ファンをワクワクさせてくれます。実戦の際には刀(シンケンマル)を肩に担いだ独特な構えを取ります(名乗りポーズも同様)。これは(十臓曰く)長時間の戦闘にも耐えられるよう、疲労を最小限に抑えるために行っているとのことです。また、まれに二刀流も披露し、最終幕では丹波の「双」のモヂカラによる二振りの烈火大斬刀を使いました。
影武者(1)
実は、真の十八代目当主・薫が「封印の文字」を会得するまで外道衆の注意をひきつけておくための影武者だったんです。彼がモヂカラの才能に長けていたため影武者となっていましたが、彼の家は侍の家系ですらなく、先代レッドと思われていた彼の父もまた、侍ではなかったんです。火のモヂカラも家系的に受け継いだものではなく自身の修行により後天的に身につけたものであったため、本来の志葉家のものとは挙動や効力が少々違っていたようです。影武者として周囲を欺いていた負い目からか、自分の存在と自分の命を軽く見ている節があり、意図的に侍たちとは距離を置くようにしていた可哀想なヒーローです。特に物語前半では、家臣たちが不安を抱かないよう努めるためもあって、彼らに自分の弱みを見せず、見ているこちらが歯がゆい思いもしました。
影武者(2)
薫が表に出たために影武者としての役目が終わってしまい、「殿でない自分には(剣以外に)何もない」との虚無感から十臓との外道の如き戦いにのめりこみ、危うく十臓と同じ外道への道を歩みかけてしまうも、流ノ介たちの言葉を受けて寸前のところで考えを改め、「家臣たちとのたしかな絆」を再認識したシーンに感動したのは私だけでは無いはずです。その後、薫の封印の文字が薄皮太夫を取り込んだドウコクには通用しないことが判明したため、薫に呼び戻され、彼女の発案で薫の養子になって志葉家十九代目当主として改めてシンケンジャーを率いることとなり、ドウコクを倒すことに成功しました。ヤッター!
幼少時
幼少時は非常に怖がり・泣き虫で、現在でも絶叫マシーンやお化け屋敷(作り物の化け物)が苦手。源太の言葉を借りれば「腹が弱い」とのこと。普段の感じとは違う可愛い一面です♪梅盛源太がシンケンゴールドとして侍戦隊に加入したいと申し出た時は、「侍ではない。寿司屋だ」と言い放ち拒んだこともあります。頑固ですな~。
折神
シンケンジャーが所有する最新式の式神のことです。モチーフは折り紙。本来ならば池波家以下侍4家がそれぞれ各一体ずつ、志葉家が残る折神を所有していましたが、長い戦いの間に行方不明・譲渡などを繰り返し、主軸折神の他には1体しか残っていなかったのです。いつどこでどのように誕生したのか明らかにされていませんが、第十九幕で源太が折神を「文字のプログラムみたいなもの」と解釈していることから、数多い文字の組み合わせを具現化することで生成されると思われ、過去に解析に成功した者が何人かいることが明言されています。深いですね~。
獅子折神(しし おりがみ) / 火のエンブレム
全長:26.5m / 全幅:19.3m / 全高:20.1m / 重量:800t / 最高速度:500km/h / 出力:600万馬力(データは全て大変化後のアニマルモード) レッドが所有するライオン型の折神。エンブレム状態の形状は将棋の駒の形に近い五角形。猛スピードと口から吐く炎で戦います。必殺技は秘伝ディスクを使用し、炎を纏い突撃する「五角大火炎」。シンケンオーの頭と体を構成します。
シンケンジャー変身グッズ!
烈火大斬刀(1)
烈火大斬刀はシンケンマルが変化したレッド専用の巨大な刀。烈火の刃で敵を斬る「百火繚乱(百花繚乱)」という技を使用できますが、劇中で技名を呼んだことはありません。大筒モード時は5枚の技ディスクをセットすることにより、変形時に使用したディスクに収納された折神を模したエネルギー弾を打ち出す必殺技(兜ディスクは「兜・五輪弾」、舵木ディスクは「舵木・五輪弾」、虎ディスクは「虎・五輪弾」、烏賊ディスクは「烏賊・五輪弾」、海老ディスクは「海老・六輪弾」)を使用することができます。カッコいい!
烈火大斬刀(2)
基本的にレッド一人(まれにその回の中心となったメンバーと2人)で撃つという、この手の武器では珍しい撃ち方になっています。ちなみにブルーがゲストキャラのリチャード・ブラウン(演:ジョン・カミナリ)と2人で使用したことやゴールドが中心でレッド以外の5人で使用したこともあります。また、『仮面ライダーディケイド』にゲスト出演した際には、仮面ライダーディケイドも使用した。ただし、ディケイドは大筒モードではなく、刀として使用しています。レッド専用武器が単体で必殺バズーカを兼ねるという、シリーズでも珍しいタイプの武器であります。こういう珍しい点が『侍戦隊シンケンジャー』の魅力の一つですよね!
烈火大斬刀(2)
ちなみに常人では振り回すのが困難なほどの大きさで、その大きさから敵の飛び道具に対する盾として使用することもある便利ーな武器です♪最終幕では、双ディスクの力による二刀流を披露しました。このシーン大好きです♪なお、作中で姫シンケンレッドは大筒モードを使用しませんでしたが、『海賊戦隊ゴーカイジャー』最終話で姫シンケンレッドに豪快チェンジしたゴーカイイエローが使用しました。また、レッド戦士の個人武器が漢字表記なのは『恐竜戦隊ジュウレンジャー』以来なんと17年振り!とのことです。
松坂 桃李
松坂 桃李は1988年(昭和63年)10月17日生まれの日本のモデル、俳優です。左利き。神奈川県出身。トップコート所属。御存じの通り、イケメンです♪
略歴
- 2008年(平成20年)に「チャレンジFBモデル2008オーディション」にてグランプリを受賞し、雑誌『FINEBOYS』専属モデルで芸能活動を開始。同時にトップコートの養成所「Artist★Artist」へ第8期生として入校しました。
- 2009年(平成21年)に、「スーパー戦隊シリーズ」第33作『侍戦隊シンケンジャー』の志葉丈瑠 / シンケンレッド役で俳優デビュー。同時にテレビドラマ初主演を飾りました。また、同作の劇場版にて映画初出演・初主演となりました。
- 2010年(平成22年)4月から2011年(平成23年)3月まで、『心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU』にレギュラー出演、バラエティ番組のレギュラー初出演を果たしました。
- 2011年(平成23年)公開の映画『アントキノイノチ』、『僕たちは世界を変えることができない。But,we wanna build a school in Cambodia.』で第85回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞、第33回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞しました。